防災
災害時における食事情を改善するため、様々な試みを行っています。
今回は、雪というエコエネルギーの活用に着目した計画を進行中です。
岩手県は、2008年における岩手宮城内陸地震、2011年の東日本大震災、2013年に発災した岩手内陸
豪雨、同年の台風18号、そして記憶に新しい2016年の台風10号と、約3年周期で大きな自然災害による
被害を被っています。
これまでの災害により被災した地域のなかには、住民が集い、自主防災組織を立ち上げ、共助を図る動きが
見られはじめていますが、それはあくまでごく一部であり、県全体として捉えた場合、依然として県民の防災意
識が低い傾向にあるのが現状です。
災害時は、公助、共助、自助の円滑性が重要となるものの、災害直後はどこもかしこも大混乱をきたすため、
一定の日数を要する公助や共助よりも、迅速な初期対処が期待出来る自助と互助が重要なポジションを占
めてきます。
市民防災講座では、「もの、環境、心を備える学び」「個人防災・家庭防災」「災害時の初期対処」を核と
した、わかりやすい学びやワークショップを行い、災害時の要となる自助と互助の強化を推進しています。