緊急支援
2023年7月に発災した豪雨災害は、秋田県を中心とした各地に甚大な被害をもたらしました。
支援室では、被災した秋田県南秋田郡五城目町および岩手県北上市において、宮城県および秋田県の連携団体とともに、被災者に対する緊急支援を行いました。
いずれも豪雨による浸水被害のため、土砂撤去、床板はがし、床柱などの清掃、床板戻しまたは床板の設置、オスバンによる消毒、環境整備、排水路の整備など初期対処全般となりました。
2019年10月、東日本台風災害が発災。
岩手県および宮城県の被災地域において、家財の搬出、土砂撤去など初期対処をおこないました。
2017年7月22日から降り続いた豪雨により、秋田県では、大仙市や横手市などが、広範囲にわたり大きな被害を受けました。
私達は、現地の被害確認調査の後、8月3日より大仙市南外地区にある岩倉温泉の支援に入りました。
岩倉温泉は、370年以上前の文献に、既にその名が載っているほどの歴史と伝統がある温泉宿で、別名を深い眠りの宿と言われる老舗です。
私達は、人としての仁の精神に基づき、同じ東北人として、伝統ある温泉の復興の一助を図るため、8月3日から10月1日までの、合計30回に及ぶ支援を行いました。
8月3日から8月5日までの3日間は、大仙市災害ボランティアセンターの活動へ参加し、家財の搬出や清掃を行うとともに、社長・女将へ災害時における初期対処の必要性を提案しました。
8月12日より10月1日までの27回は、岩倉温泉との連携による、私達・支援室独自の支援となりました。
床板はがし、床下の土砂撤去、消石灰の散布、館内の消毒作業を行い、復旧工事の足がかりとしました。
被災から約6ヶ月となる2018年1月7日、岩倉温泉はついに復興を遂げました。
これからは、復興支援から創造支援へと形を変え、このご縁を紡ぎ、共に歩んでまいります。
なお、この支援活動は、読売新聞(全国版夕刊、秋田県版朝刊)、毎日新聞(秋田県版朝刊)、秋田魁新報にて掲載、秋田朝日放送にて報道されました。
2016年8月、進路を大幅に変えた台風10号が岩手県沖に上陸。
台風が東北地方に上陸したのは国内で観測が始まって以降初めてのことであり、この台風10号により岩泉町、宮古市、久慈市などで大きな被害が生じる惨事となりました。
下記の画像は、発災より3日後に行った被害状況の把握調査時に撮影した一部です。
私達は、宮古市蟇目地区及び同市川井地区へ支援に入りました。
なかでも、宮古市川井地区では、宮古市社会福祉協議会川井センターや個人ボランティアと連携し、協働支援を行いました。
社協経由のニーズが完了して以降は、支援室独自の活動として、被災した住民のニーズに応えたアフターフォローを実施しました。
私達はこれからも、東日本大震災の被災地同様に、台風10号における被災地・宮古市川井地区と共に歩んでまいります。
台風10号災害により大きな被害を受けた宮古市川井地区を支えました。
私達が携わった被災家屋は6軒。
家屋内外の土砂撤去、床板のはがし及び戻し、側溝の土砂撤去、家屋の搬出及び運搬、その他多岐にわたる支援を行いました。
被災した住民からの支援要請を受け、私達は宮古市蟇目地区にて、家財の搬出等を行いました。
2015年に発災した台風18号被災地の一つ・宮城県大和町にて支援活動を行いました。
家屋や倉庫の土砂撤去、家財搬出の活動となりました。
2013年8月、豪雨とともに襲来した内陸の山津波。
これにより盛岡市つなぎ地区、雫石町、矢巾町、紫波町の、家屋や旅館、田畑などに大きな被害が出ました。
私達は緊急支援として、主に雫石町の被災地で家屋や田畑の泥出しをおこないました。
2013年9月、台風18号の影響により八幡平市松川地区、盛岡市玉山区などに大きな被害がありました。
前月の豪雨支援と同様に、家屋や旅館の泥出しがメインとなりました。